一緒に住んでいた、Kちゃんの大好きなおじいちゃんが亡くなりました。おじいちゃんもKちゃんのことが大好きで、いつもいつも「Kちゃん、かわいい、かわいい」と言ってくれていましたね。顔を合わせる度に「かわいい」と言われるので、いつの間にかKちゃんはおじいちゃんの顔を見ると、自分も「かわいい」と言うようになっていました。なので、おじいちゃんとKちゃんが一緒にいるとお互いに「かわいい、かわいい」の言い合いで、とてもほほ笑ましかったです。

そんな大好きなおじいちゃんが亡くなって、冷たくなった何も言わないおじいちゃんがお家に帰ってきました。「死んでしまう」ということの意味が分からないKちゃんは、いつものようにおじいちゃんに「かわいい、かわいい」と言いました。でも、おじいちゃんは何も言ってくれません。何かを感じ、悲しそうにその場を離れたKちゃんの心はさみしかったことでしょう。

お家におじいちゃんは居なくなってしまったけれど、天国からKちゃんに毎日「かわいい、かわいい」と言ってくれていると思います。毎日、Kちゃんは笑っていますから。